こんにちは!2歳*男女の双子を育児中のまりーです^^♪
今日は妊活関連のお話です。
私は29歳で双子を出産しました。
結婚して妊活を始めて7ヶ月目に授かることができましたが、最初から病院で診てもらいながら、1年できなければすぐに高度不妊治療に入ろうと決めていました。
その7か月間で、夫に精液検査を3回受けてもらいました。
そのうち2回はかなり悪い結果でしたが、結果的に双子を自然妊娠し、コンディションによってかなりばらつきのある結果になることがわかりました。
■精液検査の正常値は?
■どんな方法で、どんな項目があるの?
■どれくらいで自然妊娠可能?
■結果のばらつきはのどの程度?
という疑問の参考になれば嬉しいです^^♪
男性不妊の可能性は約半分!!
私(女性側)の検査や投薬を受けつつ、夫の検査も早い段階でお願いしていました。
その理由はこちら▼
引用:
男性が原因で不妊になっている割合は全体の約24%。
そして、男女両方に問題がある場合は、24%。両方を合わせると約48%と、半数に上るくらいの数になります。
特に夫は幼い頃高熱がでて入院したことがあり、それが精液に影響しているかもしれないという不安もありました。(精液は高熱に弱く、幼い頃の高熱で無精子症になった事例もあるようです。)
男性不妊の中で最も多い原因は?
男性不妊の原因で最も多い原因は、約90%を占める【造精機能障害】です。
漢字でなんとなくイメージできますが、【精子をつくり出す機能自体に問題があり、精子をうまくつくれない状態】のことをいいます。
原因は精巣や内分泌系(ホルモン分泌等)の異常といわれています。
一度の射精で精子の数は数億といわれていますが、子宮の前で99%が死滅し、子宮には数十万以下となり、卵子の周囲まで到達できるのは数百以下とされています。
そのため、精子をうまく作れないことで精子の数が極端に少なかったり、運動率が低い場合は卵子に出会える精子が減ってしまいます。
造精機能障害の症状と対策は?
精子がうまくつくれない造精機能障害にもいくつか症状別にわかれており、ときには融合した症状がでることがあります。
■無精子症
造精機能障害の中でも重い症状です。
精液中に精子が一匹もいない状態ですが、精巣や精巣上体に精子が存在していれば、顕微授精などの不妊治療で受精・妊娠することが出来ます。
■乏精子症精液の中に精子はいるけれど、その数が少ないという症状です。
精子の数が基準を少し下回る程度であれば、タイミング法などを行います。さらに精子の数が少ない場合、人工授精、体外受精、顕微授精等の不妊治療を行います。
■精子無力症
精子の数は正常にあるけれど、製造された精子の運動率が悪い症状です。
その精子の状態により人工授精や顕微授精などの不妊治療を行ないます。
引用:
男性不妊/男性不妊の原因と種類・検査-浅田レディースクリニック
精液検査の正常値
元気で健康な精子の定義はWHO(世界保健機関)で以下のように決まっています。
精液量:1.5ml以上
精子数:3900万以上
運動率:40パーセント以上
前進運動率(活発に活動している割合):32%以上
正常精子形態率(形が正常である割合)4%以上
精子濃度:1500万/ml以上
総運動精子数(総精子数×運動率):1560万以上
こちらが基本的に 「健康な精子」 の条件になります。
【注意】自然妊娠可能な数値とは異なる!
上記の基準値は、【妊娠をするための精子の最低基準】ということに注意が必要です。
最低基準なので、この基準値以上であった方がいいのは間違いないです。
夫の最初の検査ではこの基準値すれすれ。
夫自身には「基準値より上だったよ」と気を遣って報告しましたが、内心では不安でいっぱいでした>_<
私が通っていた不妊治療専門の病院では、自然妊娠が可能な数値は以下とのことでした。()内はWHOの基準値です。
精子濃度 5000万/ml以上(3900万以上)
精子運動率55%以上(40%以上)
やっぱりWHO基準より高いですね。
【精液検査の体験談】3回のばらついた結果
1回目検査結果
1回目は妊活を始めて半年ほどでした。
私が通っていた不妊治療専門の病院では、院内で採精する場所もあるようでしたが、私はできるだけ夫にプレッシャーをかけたくなかったので、自宅採精を選びました。
自宅採精の場合は、滅菌カップをもらい、採精した3時間以内に持ち込むよう指示されました。季節は春だったので、あまり保管温度に神経質にならずに病院まで運んでいました。
夫は採精に協力的ではありましたが、結果を見た感じ、やはりプレッシャーはあったのだと思います>_<
提出して、結果は次回の受診時に書面で渡されました。
常に混んでおり、3時間待ちがざらにあった病院なので、検査結果だけ聞きに行くような雰囲気ではなかったんですね。
ちなみに保険診療で1回千円ほどでした。
結果はこちら▼
黒い図の点々が精子の写真です。
精液量:1.6ml精子数:4600万
運動率:60.5%
前進運動率(活発に活動している割合):19.4%
正常精子形態率(形が正常である割合):34%
精子濃度:2880万/ml以上
総運動精子数(総精子数×運動率):1560万以上
全体的にWHOの基準値はクリアしていますが、全てがギリギリでした。
先生いわく、もう少し改善したいところは以下2点とのこと。
前進運動率(活発に活動している割合):19.4%→25%以上
正常精子形態率(形が正常である割合):34%→70%以上
活発に運動する精子、形が正常な精子を増やすことが、自然妊娠を目指すならば重要なのだそうです。
(ステップアップして人工授精や体外受精になるとまた話は別になります)
2回目検査結果
2回目はそれから1週間後。
精液は気分や体調などで、かなり数値が変動するものなので、出来るだけ複数回検査することを勧められます。
この回は人工授精と同時に精液検査をしてもらいましたので、検査項目は少なめです。
精液量:0.5ml
運動率:76.2%
精子濃度:5370万/ml
この時は連日タイミングをとっていたこと、初めての人工授精で緊張したこと、少しこぼしてしまったこと…様々な悪因が重なり、測定できるギリギリの量になってしまいました>_<
ただ前回より濃度や運動率がよくなっているので少し期待してしまいましたが、妊娠はしませんでした。
3回目検査結果
それから1ヶ月後に3回目。
この回も検査項目の少ない検査にしてもらいました。
精液量:2.8ml
運動率:75.8%
精子濃度:6910万/ml
3回目にしてわなんと抜群の数値!
量も運動率も最高値で、これなら自然妊娠も十分可能とのことでした。
そしてこの周期…双子を自然妊娠することになります^ ^
結果が悪くても自然妊娠をあきらめないで!
この3回の精液検査結果をみて、やはり【2回以上の検査 は必須】だと感じました。
最初の結果が良くても悪くても、繰り返して計測し、平均値を知ることが大切です。
また、1人目がすんなりできて、なかなか2人目ができない…という2人目不妊のご夫婦は、精液検査をしたところ数値が悪かったそうです。
でもなぜ1人目はすんなり出来たのか?
それはその時たまたま元気な精子がいた、もしくは1人目妊娠以降に精子がうまく作れなくなったかのどちらかが考えられます。
つまり、数年間で数値が変わる可能性もあるんですね。
妊活に取り組む際には、精液検査も健康診断と同じで、定期的に行うことをおすすめします^ ^
病院はハードルが高い…というかたには「郵送で精子検査」がおすすめ!
私たち夫婦は病院で検査を行いましたが、いきなり病院で検査というのはちょっと…というかたには、【郵送で精子検査】がおすすめです^^
メリットをあげておきますね。
自宅で好きな時間に採精できる
病院に行く必要なく、自宅で採精するだけ。
病院に行く時間がなかったり、少し気恥しい気持ちにならずに検査を受けることができます。
また、病院のように日時を指定されることなく、自分の好きな日時で採精することができるのは大きなメリットです。
結果はメールだからプライバシーが守られる
検体を採取後、最短で2,3日内、通常5日で結果が届きます。PCでもスマホでも受け取れますので、どこでも確認することができます。
料金は病院と同じくらい(2680円~
郵送で自宅から行える本格的な精子検査が、5000円以下で受けることができます。検体発送料も含まれています。
病院でも自費でしたら同じくらいの料金になり、検査項目もほぼ同じです。
最後にご紹介する郵送精子検査は4種の料金形態になっていますが、個人的におすすめなのは8800円のフォトEXパックです。
【精子正常形態率】というのは、言い換えれば【奇形率】。精子の数が多くても、奇形率が高ければ自然妊娠は難しいため、重要な検査項目です。
また、精子はコンデションによって大きく検査値が異なることがあるため、2回しておくとより正確なデータをとることができるかと思います。(料金も病院で2回検査するのと同じくらいです。)
ちなみに精子の写真を見た夫は興味津々でした。
もちろん、まずはお試しで…というかたは2680円のプランでも概要は知ることができます^^
まずは早い段階で、男性も検査を。
私は夫に、「女性が基礎体温を測るくらい基礎的」なことだと説明して受けてもらいました^^
▼【郵送精子検査】の詳細、申し込みはこちらから▼