こんにちは!2歳*男女の双子を育児中のまりーです^^♪
我が家の双子ちゃんは36W4dに、予定帝王切開で生まれました。
お兄ちゃんは2162g、妹ちゃんは1782g。
ひどいつわり、胎児機能不全で管理入院、子宮内胎児発育不全、逆子…と様々なトラブルを乗り越えてきた、小さな小さな赤ちゃんでした。
■双子のつわりは重い?
■「赤ちゃんが小さい」原因と経過は?
■管理入院はいつから?
■胎児機能不全ってなに?原因と経過は?
という疑問をもってるかたはもちろん、同じように双子の出産をひかえているプレママさんの参考になれば嬉しいです^^
【つわり】双子だと重いってほんと?
私のつわりは妊娠6週目あたりから、20週あたりまで続きました。
一般的に「15週目からはらくになる」と聞いていたため15週を目標にしてきましたが、私の場合なかなか終わらず、終わったら次は激しい胎動に悩まされました^^;
それから「双子だとつわりがおもいの?」とよく聞かれますので、私の見解を。
個人的にはとても辛く、今でもフルタイムの仕事をよくこなせたなぁと思えるくらいでした。
▼詳しくは下の記事にまとめてみました。
ですが、当然単児妊娠でも私以上に辛いママさんもいますので、「双子だからつわりが重い」と一概には言えません。
けれでも私の周囲の双子ママさんは一様に「つらかった」と言っていましたので、双子ママさんは覚悟しておいたほうがいいかもしれません。
(仕事にも支障がでるので、出来るだけ早い段階で伝えることをおすすめします!)
【妊婦検診】赤ちゃんが小さい!子宮内胎児発育不全…?
妊婦検診は毎回いろんな意味でドキドキしていたのを覚えています。
「私体重増えすぎてないかな?」
「血圧、尿たんぱくは大丈夫かな?」
「赤ちゃんは2人とも順調に大きくなってるかな?」
赤ちゃんのことはもちろん、双子妊娠はリスクが大きいため、私自身の管理もきちんとしないと!と常にプレッシャーがありました。
幸い20週まではなんの問題もなく過ごすことができました。
が、20週の健診で「赤ちゃんが少し小さめ」と言われました。
20週頃は誤差だったり、これから急成長することもあるのですが、結局双子ちゃんはずっと小さいままで出産になりました。
同じように「赤ちゃんが小さい」と言われたママさんの参考に、妊婦検診の結果をのせておきます。
20Wの妊婦検診
♂267g
♀245g
ここからずっと小さめでした。
26Wの妊婦検診
♂ 808g
♀ 764g
(平均約1000g)
尿蛋白+でしたが様子みることに。
30Wの妊婦検診
♂ 1388g
♀ 1336g
(平均約1600g)
どんどん平均との差がひらいていきます>_<
33Wの妊婦検診
♂ 1700g
♀ 1650g
(平均約2000g)
この時子宮頚管長 2.7㎝になったため、自宅安静になりました。
子宮底長 36㎝
36W4dの出産時
♂2162g
♀1872g
(双子だと平均2500gほどとのこと)
ちなみに最初から出産まで、ずっと2人とも逆子です。
毎回小さくて不安でしたが、少しずつでも大きくなってくれていることは嬉しかったです。
調べたところ、ここまで小さいのは「子宮内胎児発育」と呼ばれるそうです。
赤ちゃんが小さかったり子宮内胎児発育の場合、臍帯や胎盤に問題があり、赤ちゃんにうまく栄養が伝わっていないことが原因なのだそうです。
出来るだけ安静にし、先生の指示に従ってくださいね。
私の場合は、「もともと子宮が通常より小さく、さらに双子だったため、窮屈で臍帯が圧迫され成長が遅かったのではないか?」と言われました。
▼ちなみに私の体重はこちらです。
【胎児機能不全】34Wにまさかの宣告!
双子だと病院によっては管理入院が必須のところもありますよね。
私は出産予定の大学病院で検診を受けていたのですが、特に異変がない限り【37wで予定帝王切開、その数日前から入院】という方針でした。(双子だと帝王切開が必須の病院)
33Wで子宮頸管長が短くなった私は、37Wまで頑張ろうと、出来るだけ歩かず安静にして過ごしていました。
そして34W の健診前々日。
朝目覚めたときに、なんとなく胸騒ぎを覚えました。
それまでに検診日ではなくても、胎動が少なく不安な時、派手に転んだ時には必ず受診していました。
お金はかかりますが、安心料だと思っていました。
もちろん受診する時はそれなりの不安理由があったからです。
ですがその日は、「胎動もしっかりある」「腹痛があるわけでもない」「2日後には検診の予約もはいっている」そんな状況でした。
でも、なんとなく、【病院に行かなきゃ】と思ったんです。
今思えば、それは「母親の勘」だったように思います。
目覚めた時間が日曜の6時でした。
私「ちょっと時間外だけど病院行ってくるね!すぐ帰ってくるから寝て待ってて〜^ ^」
夫「え!どうしたの?お腹痛いの?」
私「ううん。別になんともないんだけど…でも行ってくる!」
夫「じゃあ俺も行くから、帰りにパン買ってブランチにしよ〜^ ^♪」
とパジャマを脱ぎ散らかしたまま家を出ました。
病院ではエコーで赤ちゃん確認し、NSTで心拍確認へ。
NSTは数回やったことがあり、特に違和感は感じませんでした。
NSTってお腹締め付けられていて身動きも出来ないので、やたら長く苦しく感じるんですよね>_<
…が、カーテンの外では先生が数人集まってガヤガヤ話し合っている様子です。
数分後に呼ばれ、
先生「双子のどちらかの心拍が弱まっている瞬間が頻繁にあるようです。原因は今の時点で分からないのですが…入院した方がいいと考えます」
私「いつからでしょうか?」
先生「今からです。 部屋もとったので、着替えて事務手続き済ませてください」
もう車椅子が用意され、うしろで看護師さんが待っている状態の私はされるがままに病室へ。
…びっくりしました。
双子だと分かった時点で管理入院は覚悟していました。
でもまさか、私が気づかない間に双子ちゃんは苦しかったの?
いつからなんだろう…
原因はなんなんだろう…
もう不安で不安でパニックでした。
後日、赤ちゃんの心拍が落ちてしまった原因は2つ考えられると教えてもらいました。
不整脈になった原因1①へその緒が首に絡みついていた
不整脈になった原因②元々私の子宮が小さめで、そこに双子が逆子状態で入っていたので狭く、身体が圧迫されていた
▼管理入院の詳細、準備するものなどはこちらにまとめてます。
【管理入院】度々不整脈になる双子ちゃん、帝王切開前倒しに!
そんなわけで34wで突然入院となり、4人部屋に入りました。
話がそれますが、私は妊活の時点で産みたい産院がありました。
そこは全てが個室、料理が美味しく 建物も最近新設していると評判を聞いたからです。
でも、妊娠が「双子」だと分かった時点で そこは諦めました。
その産院は総合病院で2卵性の双子の受け入れは可能でしたが、NICUがなかったのです。
もし何かあった時にNICUがないと、最悪たらい回しになってしまう。
私が快適に過ごすことを優先した結果、そんなことになってしまったら後悔しきれません。
そんなことを考えて、産院は「NICUをもつ大学病院」を選びました。
話を戻します。
その大学病院は6人部屋が基本で、その他は追加料金がひつようでした。
4人部屋 追加料金 7000円/日
個室 追加料金 2万5000円/日
個室が高いのはどこもこんなものなのでしょうか…?
結果的に1ヶ月入院した私は、費用を抑えるべく6人部屋にうつることにしました。
経験のある方は分かるかと思いますが、6人部屋は距離が近いんです。
食事、寝息、寝返り、果てには携帯のバイブさえも伝わってきます>_<
そしてなんと冷蔵庫やテレビもない不自由さ!
空調も悪く、常に汗だくでねむれませんでした。こっそり泣いた夜は数知れません…
そんな病室で、私は酸素マスクが運ばれ、大騒ぎになることが何回も続いたのでかなり目立っていたと思います。(ご心配かけてごめんなさい>_<)
赤ちゃんの心拍に問題があった私は、本来1日1回が基本のNSTを1日3回おこなっていました。
通常の赤ちゃんの心拍は80〜160ほど。
ですが双子ちゃんの場合、1日に1回はどちらかが心拍50前後に落ちる時があるんです。
素人の私にもわかるほど顕著にNSTの音がゆっくりになるんです>_<
恐怖で反射的に涙がこぼれ、看護師さんが走ってきて、私に酸素マスクをつけます。
「お母さん頑張って!!酸素吸って!!!」
これが毎日続くと、本当に気持ちが追い詰められます。
その時の日記には不安な気持ちが綴られています。
「予定帝王切開の37w3dまであと少し頑張ろう」そんな気持ちで一日一日を過ごしていました。
ーそして2週間後、36w3d。
先生「明日帝王切開の手術が空いたのですが…もう出してあげますか?
37wがベストだとは思いますが、36wはいってるので肺も問題ないと思います。」
という提案がありました。
赤ちゃんの心拍が落ちている時、私にはNSTがないと分かりません。
それが不安で不安で。
「お腹を出ても生きていけるのならば、狭いお腹にいるよりも出してあげたい」
そう思い、翌日の出産が決まりました。
前日に帝王切開が決まり、手術予定時間は15時からとのこと。
すぐに夫と1時間ほどの距離に住む実母に連絡し、立ち会ってもらうことにしました。
(立ち会いといってもオペ室には入れないので、控え室で待っていてもらいます。
以上、つわり、妊婦検診、管理入院から出産直前までの記録でした。
出産当日から双子ちゃんがNICUにはいってからの記録はこちらに続きます▼
▼出産前に読んでみてください♪