こんにちは!2歳*男女の双子を育児中のまりーです^^
我が家の双子ちゃんは36W4dに、(予定より早めた)予定帝王切開で生まれました。
お兄ちゃんは2162g、妹ちゃんは1782g。
ひどいつわり、胎児機能不全で管理入院、子宮内胎児発育不全、逆子…と様々なトラブルを乗り越えてきた、小さな小さな赤ちゃんでした。
今回は、帝王切開での出産から双子ちゃんの退院までをまとめました。
■これから帝王切開
■痛みはある?
■NICUとGCUってどんなところ?
■小さい赤ちゃんの入院日数はどれくらい?
という疑問の参考になれば嬉しいです^^
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【帝王切開当日】硬膜外麻酔が痛い!
双子ちゃんの不整脈により、予定していた帝王切開日から6日早まった36W4d当日。
手術は15時開始と聞いていましたが、なんと直前に急にお産が進んだかたの帝王切開が始まり、開始は17時からとなりました。
食事は禁止なので、お腹が減りすぎて夫と実母に八つ当たりしていました^^;
手術は初めてで緊張はしているたんです。
でもその緊張感を上回る空腹感でした。笑
そしてやっと17時。
車椅子でオペ室に運ばれます。(やっとだ!)
オペ室は予想以上に明るく、こじんまりしており、軽快なミュージックがかかっていました。(これは誰のチョイスなんだろう…?)
そして双子ちゃんはどちらも2500g以下なのはわかっていたので、小児科の先生や看護師さんも数名いたため、総勢10人ほどでにぎやかでした。
まずは麻酔から。
帝王切開には麻酔を2つ使用する場合が多いです。(もちろん緊急時など例外はあります)
友達から「全然痛くないよ〜♪」と聞いていたのですが…やっぱり例外ってあるんですね。
硬膜外麻酔をいれるだけで痛すぎる!!泣
背骨側からうつので、手術台のうえで丸まって背骨をゴリゴリ削って(?)いるのがダイレクトに伝わります。
もう怖くて怖くて、握ってくれていた看護師さんの手を必死で握り返していました。
看護師さんも手痛かっただろうなぁ…>_<
硬膜外麻酔がかかったら、お腹にシートがかけられていきます。
いつ切られるんだろう?とドキドキしていたところ、「はい、もう切ってまーす!」とのこと。
麻酔がきけば手術中は痛みはなく、シートで遮られ、首から下は視界にはいりません。
ただ、自分の血液がドクドクお腹からしたたっているのはわかるので、とても怖かったのを覚えています。
「はい、一児ちゃん出まーす!お腹押すよ〜!!」と数分で赤ちゃんと対面できます。
双子ちゃんの場合、36wで肺は完成されていると言われていましたが、ちゃんと自力で呼吸ができるのか、すぐに産声をあげてくれるのか すごくすごく心配だったんです。
お願い。
泣いて泣いて…!とそれだけを願っていました。
「あ、手かと思ったらおちんちん掴んじゃった!はい、出すよ〜!!」(おちゃめな男性ドクター^^)
その瞬間に聞こえた「おぎゃああああ」という産声は一生忘れません。
涙がとまらず、看護師さんの手を握りながらしゃくりあげて泣きました。
そんな感動の中、また不安がよぎります。
お兄ちゃんよりさらに小さい妹ちゃん、泣いて…!
「はい、二児ちゃん出るよ〜!!」
「ほぎゃああ」
少し弱々しいけど、元気に手足振り回してるのが視界の隅にうつります。
「ほんとによかった。あとは先生、よろしくお願いします。」
そんな気持ちでした。
双子ちゃんはNICUに移動するのですが、ほんの一瞬、2人のお顔を見せてもらえました。
「赤いおさるさんみたいだね」
心から愛しいと思いました
その後、双子ちゃんたちは控え室にいた夫と実母と少し対面。
夫が泣いてたこと、実母から聞きましたが、これは内緒^^
私はすぐに鎮静剤がきき、気付いたら病室に戻っていました。
手術自体は1時間ちょっとだったようです。
▼ 傷跡の経過はこちらです。
【出産後】麻酔が切れると生まれて初めての痛み
私が病室に戻ったのは19時過ぎだったので、その日はすぐに消灯でした。
私の帝王切開では、2つの麻酔を併用してもらいました。(一般的)
■硬膜外麻酔
効き目が遅いが、オペ後もしばらく背中からつながるチューブにて追加投与可能で、比較的高度な技術が必要な麻酔
■脊髄くも膜下麻酔
効き目が早く、緊急時にも多用されるポピュラーな麻酔
この2つのうち、最初に効き目の早かった脊髄くも膜下麻酔が切れてきます。
術後2~3時間で激痛が走りました。
話とびますが、私麻酔効きにくいんです。
レーシックの手術した際には、もうオペ中もオペ後も痛みがひどすぎて「これ失敗だったんじゃない!?」と思うほどでした。
(5日ほどで痛みはなくなり、効果も十分でした。先生ごめんなさい。)
というわけで、今回も涙出てくるほど痛いんです。
そして何より、硬膜外麻酔は効いているので、足に力が入らず、寝返りはもちろん身動きができないのが辛かったです。
尿はチューブで流れるようになっているのですが、そのチューブが刺さっているとこも痛いんです>_<
術後すぐから、悪露を出すために数時間間隔で看護師さんがお腹押しに来てくれるのですが、それが痛すぎて恐怖でした。
出産の痛みってしばらくしたら忘れちゃうって言うじゃないですか。
でも私は双子ちゃんが2歳になった今でも、正直、もう二度とやりたくないです。泣
最後に帝王切開後の痛みをまとめておきます。
■術後数時間後から激痛(子宮が元のサイズに戻る後陣痛も含めて)
■術後3日目までは激痛すぎて、ほぼ眠れない
■ジンジンした痛みは2週間ほど続き、毎日ロキソニン(痛み止め)を飲む
【出産後】NICUとGCUの違いは?退院までの日数は?
お兄ちゃん(2172g)の経過
2000g超えており、呼吸や心拍も安定していたため、NICUではなくGCUに入りました。
※GCUとは、NICUよりも状態が安定している子が入っています。
NICUは真っ暗で、室温も汗ばむくらいの温かさですが、GCUは明かりがついており、室温も一般的な病室とほぼ同じようになっています。
GCUの中でも、管理が必要な子は保育器に、さらに状態が安定したらコット(新生児用のベッドみたいなもの)へ移ります。
お兄ちゃんの場合も、暖かい保育器の中で数日過ごし、その後はコットで3週間ちょっと入院し、2400gほどで退院しました。
妹ちゃん(1872g)の経過
妹ちゃんは呼吸を忘れてしまうことがあったため、NICUに入り心配していました。
が、翌日にはきちんと呼吸ができるようになったため、お兄ちゃんと同じGCUに移動し、体重が2300gになるまで3週間ちょっと入院しました。
双子は同時退院がおすすめ
私は産後2週間で先に退院したので、そこから2週間毎日母乳を双子ちゃんに届けていました。
最初お兄ちゃんと妹ちゃんでは経過が異なり、お兄ちゃんのほうが早めに退院かな、と思っていました。
けれでも私の産院では「双子の退院は、小さい子の体重経過にあわせて同時に」という方針だったため、小さい妹ちゃんが退院できるようになるまでお兄ちゃんも入院しててもらえたんですね。
もしお兄ちゃんは退院、妹ちゃんは入院継続、ということになっていたら、毎日お兄ちゃんを連れながら妹ちゃんに母乳を届けなければいけなくなってしまうため、本当に助かりました。
NICUには懸命に生きている赤ちゃん、赤ちゃんを見守る先生、看護師さん、そして毎日会いにくるパパママさんがいます。
毎日命のありがたみ、生きることの大切さを感じる、大切な時間でした。
そして今、言葉は少し遅めではありますが、身体面、発達面ともに問題なく、元気に笑っている双子ちゃんがいます。
この幸せを噛みしめて、毎日を大切に過ごしていきたいと思います^^
▼妊活から出産までの経過です。
▼双子育児の前にお読みください♪