こんにちは!2歳*男女の双子を育児中のまりーです^^♪
双子ちゃんがプレ幼稚園にはいって2か月になろうとしていますが、入園前に夫婦で悩んでいたことがあります。
それはお気に入りの毛布を持ち歩くのを入園前にやめさせるべきなのかということ。そんなお気に入り=執着している毛布のことを「安士毛布」というのだそうです。
同じようにお気に入りのものへの執着に悩んでいるかたはもちろん、「そもそも安心毛布ってなに?」というかたにも読んでいただきたいことをまとめました^^
大人のあなたにも、「安心毛布(手放せない執着しているもの)」ありますか?ありましたか?
- 毛布だけじゃない!「安心毛布」とは?
- 2歳双子ちゃんの安心毛布事情
- 安心毛布はやめさせるべき?ほっとくと何歳まで持ってるの?
- 愛情不足が原因ってほんと!?
- これから育児をするかたへ。安心毛布におすすめなアイテム
毛布だけじゃない!「安心毛布」とは?
「安心毛布」とは、スヌーピーの漫画に登場するライナスくんをイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。
ライナスくんは、お気に入りの青いボロボロ毛布をいつも肌身離さず持っているんです。
このように、お気に入りだったり、愛着しているもののことを安心毛布(ライナスの毛布)と呼びます。毛布だけでなく、ぬいぐるみやおもちゃでも「強い愛着」があればそれも安心毛布と同じです。
安心毛布は年齢に関係ないため、大人でも何かに愛着を持って安心感を得ているのならば、それも安心毛布と言えます。
(最近ではスマホに執着する人が多いため、スマホを「現代版安心毛布」と呼ぶ傾向もあるようですが、個人的にスマホに「愛着」は感じないので、どうなんだろう…とは思っています^^;)
2歳双子ちゃんの安心毛布事情
1歳半の頃に書いたのがこちら▼
双子ちゃんの場合、1歳前後からそれぞれお気に入りの毛布を決め、1日中常に持ち歩いています。真夏の沖縄でも常に持ち歩いていました^^;


汗びっしょりでも毛布は手放さない!
使い方もバリエーションがあり、毛布の匂いを嗅いだいたり、顔にこすりつけてたり、ぎゅっと抱きしめていたり…寝るときには、毛布を顔にくっつけながら授乳中のように口をちゅぱちゅぱと定期的に動かしています。
かわいらしい姿ではありますが、困っている点が2つあります。
困っていること1、洗濯や外出時にないと号泣する
この毛布は精神安定剤の一種のようで、洗濯しようとすると、この世の終わりのような泣き方をするんです。
でも食事中はもちろん、外出時も持ち歩いているので3日に1回は洗いたいところ。
あまりに泣き喚くため、最近は洗濯してすぐのまだ乾いていない状態で引き渡しています^^;
替えがあればもっとラクだったかと思います。
困っていること2、ひきずっていると危ない
お気に入り毛布はバスタオルくらいの大きさなので、どうしても引きずってしまい、自分で毛布を踏み転がっていることもしばしば^^;
自分で転ぶのはまだしも、児童館などで引きずっているとお友達も危ないんですよね。
安心毛布はやめさせるべき?ほっとくと何歳まで持ってるの?
そんな安心毛布、おしゃぶりのようにクセになる前にやめさせたほうがいいという意見もあり、幼稚園でも毛布を探してしまうのではないか心配で、入園前に毛布を処分して卒業させたほうがいいのか…随分悩みました。
でも、ちょっと考えてみたんですね。
「幼稚園にはいる」という不安の大きい環境変化で、精神安定剤まで引き離してしまったら、より不安定になってしまうような気がします。
また、「大事なものを失ってしまった」という経験は、幼いながらも深いトラウマとなってしまう可能性もある気がします。
実際、私も幼い頃から大好きなタオルがありました。
そして時がたち…結局27歳で結婚するまで、家での考え事時や寝るときは常にお気に入りのボロボロハンドタオルを持っていました。自然にやめられる子もいれば、私のように大人になってもやめられないケースがあるのでしょう。
その経験から、幼稚園には毛布はないと認識すれば、毛布がないことにも慣れるのではないかと思うんです。
その代わり、お家ではたっぷり安心毛布と触れ合えるという安心感を残しておくことで、幼稚園での生活も慣れやすいかな、と。
大きくなったら場所に応じて「今は毛布がある」「ここにはない」といった状況を判断できると思いますし、私のように27歳まで続いていても、モノを変化させれば問題なく生活できます。
そのため、我が家は無理に安心毛布から引き離すことはしないことにしました。
(夫は安心毛布経験者ではないので、説得に少し時間かかりましたが^^;)
【経過】安心毛布はどうなった?
引き離さないことを決め、幼稚園に行く際は安心毛布とバイバイすることにしました。
すると最初は毛布と離れることを嫌がっていましたが、数日で幼稚園では毛布がなくても楽しく過ごせるようになりました。
そして家に帰ってからは一目散に毛布にとびかかっています^^;
いつ卒業するのか、また経過を追記していこうと思います。
【追記】2歳3カ月の今は、毛布以外のマスコットにも執着するようになりました^^;
ダイソーで購入しました。ガオとミミなのだそう。
夜寝るときや外出したときなど1日中持っていますが、幼稚園に行くときはちゃんとバイバイすることができています。
愛情不足が原因ってほんと!?
かつて、日本ではぬいぐるみや毛布を手放せない子どもは幼少期のトラウマ的な事や、愛情不足が原因なのではないかと言われていました。
ですが欧米では、子どもが自分で感情を抑えようとする「自立のための一歩」だと考えられ、むしろもつことが当然と認められているそうです。
どちらが正しいとは言えませんが、私は自立のための一歩だと思っています。
安心毛布という強い味方がいることで、自信をもって社会に出て行けるようになればいいなぁと思っています。
これから育児をするかたへ。安心毛布におすすめなアイテム
最後に、双子ちゃんのように大きな毛布に執着してしまう前に読んでいただきたい注意点です。
執着の対象が大きな毛布やぬいぐるみだったり、取り扱いや洗濯に困るものが安心毛布になってしまうと後々大変なんですよね。
そのため、執着しそうなモノがあったら、生後数ヶ月の小さな赤ちゃんのうちから、洗濯しやすく、持ち運びやすく、代わりが用意しやすい安心毛布候補選びをしておいたほうがいいと思います。(難しいですけど^^;)
安心毛布体験者の私の意見としては、ハンドタオルがおすすめです!
替えもたくさんありますし、小さくて持ち運びにも便利ですので、ふわふわしたハンドタオルを積極的に隣に置いておいてみてください。
そううまくいかないか^^;
なんだかんだお気に入りのモノをぎゅーとしてる姿はかわいいんですよね^^
いつかくる自立の時まで、見守ってあげようと思います^^