こんにちは!2歳*男女の双子を育児中のまりーです^^
冬の寒くて冷たい風、夏のエアコン、など1年を通して乾燥する要因があるため、お肌の保湿対策は必須です。
アラサーの私はしょうがないとして笑、心配なのが子どものお肌!
■触った感じが乾燥気味
■なんだかお肌が痒そう、かきむしっている
■どんな保湿をすればいい?
■ステロイドの正しい塗り方は?
薬剤師の知識も含めてまとめましたので、上記の症状が出ているお子さんの参考になれば嬉しいです^^
- 肌が敏感、荒れやすい子は季節の変わり目に注意
- 「アトピー性皮膚炎」と「乾燥」の湿疹ってどう違うの?
- 【子どものスキンケア】乾燥対策、過ごし方編
- 【子どものスキンケア】ステロイド編
- 【子供のスキンケア】まとめ
肌が敏感、荒れやすい子は季節の変わり目に注意
我が家の双子ちゃんの場合、妹ちゃんは肌トラブルの少ない、比較的強い肌です。
一方お兄ちゃんは肌トラブルが多く、赤ちゃんの時からよだれかぶれや乾燥に悩まされてきました。
生後半年にほっぺが真っ赤になってしまいました。
そして1歳9カ月の10月頃、ちょうど気温が下がってきた頃にまたトラブルが発生しました。
全身、特に膝のうらが乾燥し、かゆみで血が出るほど掻きむしっていました^^;
最初はアトピー性皮膚炎かもと思いましたが、結局乾燥からくるかゆみとのことでした。
肌が弱い子は季節の変わり目は特に、もしくは1年中しっかり保湿することをおすすめします。
「アトピー性皮膚炎」と「乾燥」の湿疹ってどう違うの?
湿疹がアトピー性皮膚炎なのか、乾燥が重症化したものなのかは素人目では分かりにくいこともあります。
アトピー性皮膚炎とは?
はじめはアトピー性皮膚炎かと思ったので、少し調べてみました。
アトピー性皮膚炎とは、もともとアレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚のバリア機能が弱い人に多く見られる皮膚の炎症を伴う病気です。
主な症状は「湿疹」と「かゆみ」で、良くなったり悪くなったりを繰り返し(再発)、なかなか治らないこと(慢性)が特徴です。一般的に、6カ月以上(乳幼児では2カ月以上)続くと慢性と判断します。
引用:
アトピー性皮膚炎とは?|治療薬にも種類があるってご存知ですか?|あなたにあったアトピー性皮膚炎治療を。|マルホ株式会社
アトピー性皮膚炎の治療法としては、保湿や炎症止め以外にも、原因となるアレルゲン(食事やストレス、ダニやホコリ、汗など)に配慮していかなくてはなりません。
アトピー性皮膚炎の特徴を下記にまとめます。
■症状は湿疹とかゆみ
■慢性的(乳幼児は2ヶ月以上)
■薬だけでなく、様々なアレルゲンへの対応も必要
保湿、ステロイドの治療法は同じ
保湿対策だったりステロイドの塗り薬の治療は、アトピー性皮膚炎も乾燥が重症化した湿疹も基本的には同じです。
こんなパンフレットをもらいました。
【子どものスキンケア】乾燥対策、過ごし方編
お兄ちゃんのように悪化してからだと治療に時間がかかりますし、なにより本人が辛そうなので、早い段階から乾燥対策を心がけるのが大切です!
ここでは日常の中で簡単にできる乾燥対策のポイントをご紹介します。
保湿剤は肌にあったものを選ぶ
保湿剤は1年中塗ることをおすすめします。
双子ちゃんは普段は病院からしょほうされているヒルドイドローションを使っており、乾燥がひどいときにはこちらのファムズベビーを使っています。
市販で購入できるものでしたら、ヒルドイドと同じ成分が入っているこちらがおすすめです。
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大容量かつすぐに手に入るのは嬉しいですね^^
入浴剤はできるだけ避ける
今はアトピー性皮膚炎用の入浴剤などが販売されていますが、基本的には刺激となる入浴剤は避けたほうがいいです。
お風呂は短めで
お風呂に長湯することで体が温まり、毛穴が開きお肌の水分が奪われてしまいます。
子どもの入浴時間については、お湯につかっている時間が、乳児で6~10分、洗う時間も含めて10~15分が理想だと言われているようです。
そういえば我が家は入浴時間が少し長めだったかもしれません^^;
石鹸はよく泡だてる
皮膚の刺激にならないよう、よく泡だててから、優しく手のひらで泡を転がすように洗います。
幼児の間はタオルは使わず、手のひら洗いがおすすめです。
よくすすぎ、こずらず抑えるように水分を拭き取る
すすぎとふき取りもも皮膚の刺激にならないように気を付けます。
タオルも肌に優しい繊維のものだとよりいいですね^ ^
肌の刺激になる衣服は避ける
洋服はチクチクするような素材は避け、タグが当たるようなら切ってしまうのがいいです。
【子どものスキンケア】ステロイド編
あまりに悪化してかゆみがひどかったり、湿疹が広がっている場合はまず、ステロイドで皮膚をきれいにしていく必要があります。
ステロイドは湿疹・かゆみを引き起こす原因である皮膚の炎症を抑えるのに効果的な薬です。
おにいちゃんがよく処方されるのは「アルメタ軟膏」です。
ステロイドには5段階の強さがありますが、こちらは一番弱いステロイドになります。
ステロイドの副作用は?
子供にステロイドを塗ることで親御さんが心配するのが副作用ですが、塗り薬では必要量・決められた塗り方で使用していれば、まず副作用の心配はありません。
が、まれに以下のような副作用がおこることもあります。
■長期連用で皮膚が薄くなる
■ニキビができる
ただ使用を止めれば改善することが多い副作用ではあるので、ステロイドだからとやたら不安にならなくても大丈夫です^ ^
ステロイドの正しい塗り方
少しずつ減らしていく
先ほど長期連用では副作用が出やすくなると記載しました。
これを避けるために、メリハリをつけて塗っていきます。
数日間は湿疹や炎症を強く抑えるため1日2回
→きれいになってから、再発がなければ1日1回
→1日おき
→最終的に保湿剤のみ
つい状態が良くなった時点でやめてしまいがちですが、長期連用を避けるためにも、少しずつ減らしていくことが大切です^ ^
たっぷりと皮膚にのせるように塗る
虫刺されだったり、塗る範囲が狭い場合は「うすくのばすように塗ってください」とアドバイスすことが多いですが、広範囲にわたる搔きむしりだったり、湿疹がある皮膚はデコボコしています。
そのため、薄くのばしたり、擦り込んでしまうと出っ張った部分には薬がつかず、治療効果が半減してしまうため「皮膚にのせるように、たっぷりと塗ってください」とアドバイスするようにしています。
ステロイドの量の目安
お兄ちゃんのように膝裏だけでしたら、大人の人差し指の先から第1関節くらいまでが目安の量になります。
ちなみに1歳の子の全身に使うようだと、大体小さじ1.5杯分くらい。
【子供のスキンケア】まとめ
ステロイドや保湿剤を使い上記のスキンケアを心がけた結果、お兄ちゃんは1週間ほどできれいなお肌に戻りました^ ^
それからはひどくなりそうな予感がしたら念入りなスキンケアをすることで、重症化することはなくなった気がします。
これから暑くなっておむつかぶれや、汗による湿疹が心配な場合はベビーパウダーをはたくのがおすすめです。