こんにちは!2歳*男女の双子を育児中のまりーです^^
みなさん「お子さんの血液型」ってご存知ですか?
アラサーの私が子供の頃は、大体の人が出生時に血液型検査をしていたそうです。
ところが今は、生まれてすぐの赤ちゃんは血液型の正確な判定は難しいことが広く知られるようになり、新生児の血液型検査はしない産院が多いようです。
なので今の小学生くらいの子くらいから、「血液型を知らない」という割合が増えているのです。
■なんで赤ちゃんの血液型検査が難しいの?
■いつ調べるべき?
■どんな検査でわかる?
■うちの子が調べたきっかけ
上記のことが知りたいかた、「赤ちゃんは産まれたらすぐに血液型検査するもの」と思っているかたの参考になれば嬉しいです^^
- なんで赤ちゃんは血液型を調べるのが難しいの?
- 血液型を知っているメリットってあるの?
- 血液型の授業に思うこと
- うちの子が血液型を調べたきっかけとは?
- 血液型検査はいつするべきなの?
- 血液型検査の方法とは?
- 【赤ちゃんの血液型】まとめ
なんで赤ちゃんは血液型を調べるのが難しいの?
新生児の血液型を積極的に調べないのはいくつか理由があります。
1.誤判定しやすいため
赤ちゃんのABO血液型は、生まれてすぐははっきりとわからないことがあります。
赤血球にある「抗原」がきちんとできあがるまでに約1年、血液型の基本となる血清中の「抗体」が体内でできあがるまでに約2~4年かかるといわれているためです。
「子供の頃はO型だと思っていたけど、大人になって調べたらA型だった」というような話も耳にしますが、それは血液型を調べる時期が早すぎたのかもしれません。
血液型を確実に知りたいなら、4歳以降に検査するといいといわれてます。
2.メリットよりデメリットのほうが大きいため
血液型の検査は採血で行われます。費用は健康保険がきかないので自己負担になり、一般的に2000~3000円くらいかかります。
赤ちゃんは血管が細くて1回で上手に採決できなかったり、ひどく痛がって泣き叫んだり…赤ちゃんに大きな負担がかかります。
一方、血液型を知っているメリットは以下に記載しますが、ほとんどない状況なのでデメリットのほうが大きいのです。
血液型を知っているメリットってあるの?
血液型を調べるメリットがあるか考えた時、私は2つ思い浮かべました。
1.血液型占いができる
「何型?」「◯型!」「あ〜そうっぽい!!」というような会話は一度はしたことあるのではないでしょうか?
以前「◯型の取り扱い説明書」という本が流行りましたよね。
私個人的には血液型占いや相性診断が大好きで、夫との相性を調べたりしていました。
でも視野を広く持つと、海外ではあまり血液型は重視されておらず、自分の血液型を知らないかたが多いです。血液型占いもしないのでしょう。
2.輸血のとき時間がかからない(勘違い)
「なにかあった時のために!!」こう思うかたも多いかとおもいますが、実際輸血を行う際には絶対に血液型確認の検査を行うようです。
どんなに緊急の時も。
あまりに緊急の時はとりあえずO型の血液から輸血を始め、同時進行で血液型検査をし、それに合った輸血に変えるそうです。
それもそうですよね。自己申告の情報ではもしかしたら間違っているかもしれませんもんね。
というわけで、占いをやりたい人以外は事前に血液型を知っておくメリットはないのが現状です。
血液型の授業に思うこと
書いていて思い出したのですが、私が中学生の時、理科の「遺伝」の授業で「メンデルの法則」を習っていた時でした。(有名なエンドウ豆の実験の話ですね)
理科の先生が血液型の話を始めました。
黒板に両親の血液型、生まれるだろう血液型を書いていきます。
ふと横を見ると、隣の席の男の子が思い詰めているように見えました。
聞くと「親の血液型から自分の血液型は生まれないんだ…」
当時の私はその深刻さをきちんと理解出来ず、「誰かが間違えてるのかもね〜?」というような答え方をした気がします。
彼は血液型の検査で誤判定がでていただけだったのか、訳ありだったのか…今となっては分かりませんが。
今でも遺伝の授業で血液型の話もしているのでしょうか?複雑な想いです。
うちの子が血液型を調べたきっかけとは?
双子ちゃんは2人とも低体重、早産児であったためNICUに入っていました。
1ヶ月入院していたのですが、ある日看護師さんに「血液型知りたいですか?」と聞かれ、「赤ちゃんはすぐに血液型検査するもの!」と考えていた私はすぐにお願いしました。
あとで聞いたところ、その病院も通常は血液型検査はしないそうです。NICUで色々な検査をする際「ついでに」血液型の検査もしますか?ということだったようです。
その結果…2人ともA型でした。
夫A型、私O型
夫はとっても嬉しそうにニヤニヤしていたので、誤判定ではないこと願います^^;
血液型検査はいつするべきなの?
前述したように、赤ちゃんは誤判定がでる可能性があり、血液型を確実に知りたいなら4歳以降がおすすめです。
ただ血液型を知っているメリットはほぼないため、例えばアレルギー検査など、なにかの検査の際についでに調べてもらうのがいいと思います。
大人になったら献血のついでに聞くこともできますね。
無理に採血して調べるとなるとお子さんに恐怖と痛みを与えることになってしまいますので、急ぐ必要はありません^^
血液型検査の方法とは?
血液型検査の方法は採血です。我が家の双子ちゃんは新生児にかかとから血をとって、他の検査のついでに調べてもらいました。他にも耳たぶや臍帯血を使うこともあるそうです。
もう少し大きくなったら腕からの採血が一般的です。
【赤ちゃんの血液型】まとめ
ようは血液型は知っていても知らなくてもどっちでもいいものです。
小さいうちに検査するならなにかのついでに、大きくなってからは知りたくなった時に検査してもらうのがおすすめです^^
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