こんにちは!2歳*男女の双子を育児中のまりーです^^
みなさん保険には毎月どれくらい支払っていますか?
保険といっても掛け捨て型、貯蓄型など様々なタイプがありますし、人それぞれ必要な保険も異なるので金額の差が出やすい家計簿項目かと思います。
我が家は双子ちゃんが生後6ヶ月のときに保険の見直しをおこない、産前に入っていた保険を全て解約&4つの保険に加入しました。
悩んだ末、医療保険や学資保険には入っていません。
■学資保険に入ったほうがいいの?
■入らない場合、子どもの教育資金はどう貯めればいいの?
■医療保険よりも「収入保障保険」に入った理由
上記の疑問があるかた、 産後の保険に悩んでいるかた、しばらく保険の見直しをしていないかたの参考になれば嬉しいです^^
※私はFP(ファイナンシャルプランナー)2級を取得しており、その知識もこめてご紹介しています。
- 「学資保険」のメリット・デメリットってなに?
- 学資保険は必要ない!メリットが増えた「低解約返戻金型終身保険」がおすすめ
- 「低解約返戻金型終身保険」ってなに?
- 医療保険よりも「収入保障保険」に入った理由
- 【産後の保険】まとめ
「学資保険」のメリット・デメリットってなに?
数年前までは学資保険は市場に溢れており、かなり返戻率が高かった(積み立てたお金より増えた金額が受け取れた)ようです。
が、今では返戻率が大きく下がり、学資保険をかけるメリットが少なくなっています。
以下で銀行に積み立てるのと比較した、学資保険のメリット・デメリットをごらんください。
メリット1.先取り貯金になる
毎月半強制的に積み立てることになるので、「あると使ってしまう」というかたにはおすすめです。
途中解約も可能ですが、これまで支払った額よりもかなり減ってしまうため簡単に解約はできません。
メリット2.銀行に預けているよりは元本が増える
今は銀行に預けていても「減らない」という安心感はありますが、大きく増えることもないため、多少のリスクはあっても保険にかけておく意味はあります。
メリット3.生命保険代わりにもなる
もしも被保険者(ほとんどの場合親)が亡くなったり重度障害になったとき、保険の払い込みは免除されます。
さらに満期時には契約通りの金額を受け取ることができるため、親の生命保険代わりにもなるのです。
メリット4.生命保険料控除で節税になる
支払いは一般生命保険控除になるので、サラリーマンは年末調整することで節税になります。学資保険は一般的に月1万を超えるため、かなりの節税になります。
デメリット1.途中解約すると損する
学資保険の契約をする時には余裕のある積立額を設定すると思います。
ただ積み立ては18年前後(10年だったり15年だったりしますが)続くもの。
途中でお給料が減ったり、なにかの理由でまとまったお金が必要になった時に解約すると損してしまいます。
デメリット2.保険会社の倒産リスク
これは保険全般にいえることですね。
倒産における補償を受けられる会社が多いですが、条件はあるのでリスクがないわけではありません。
上記のように学資保険はメリット4つデメリット2つがありますが、さらにメリットを3つ増やした保険があるんです。
それが「低解約返戻金型終身保険」という保険です。以下で詳しくご紹介しますね。
学資保険は必要ない!メリットが増えた「低解約返戻金型終身保険」がおすすめ
FPの資格を持っている私個人的には、学資保険よりも低解約返戻金型終身保険をおすすめしたいです。
「低解約返戻金型終身保険」ってなに?
基本的には死亡保険の一つになります。
特徴的なのは、途中で解約してしまうと払い戻される金額が支払った保険料よりかなり少なく(7割くらい)なる点です。
その分一般的な終身保険よりも保険料が安くなっています。
もちろん掛け捨ての死亡保険よりも高額です。
「保険料払込が終了してから解約すると、増えて戻ってくる」、
これを利用して「保険料の払込期間を学資保険のように短く設定して、増えて戻ってきたお金を学資金に充てる」ことで学資保険の代わりにする方法もあるんです。
学資保険にないメリット3つ
先にあげた学資保険のメリットは、この低解約返戻金型終身保険も当てはまっており、さらなるメリットをあげておきます。
追加メリット1.子供が生まれる前から加入できる
やはり「教育資金を貯める」という観点からは、加入時期は早ければ早いほど無理ない金額で設定することができます。
この保険はあくまで死亡保険と同じで、被保険者の書類があればすぐに加入できますが、一方学資保険は生まれてからでないと加入出来ないものも多いです。
追加メリット2.契約者(親)が亡くなった場合、すぐにまとまった保険金を受け取れる
親に万が一のことがあった場合、学資保険だと以後の保険料は免除になります。
例えば18歳と契約した時期に保険金が支払われます。
低解約返戻金型終身保険の場合は、亡くなった時点で保険金が支払われます。
さらにその額は保険金を支払い終え学資にする予定だった額よりも高くなるものが多いです。
そのお金は使っても貯金しておいてもいいので、学資保険よりも柔軟性がある対応になっています。
追加メリット3.払い込み期間さえ過ぎれば、いつ解約してもOK
学資保険の代わりにしようと思うならば、払い込み期間は15〜18年が多いかと思います。
学資保険は決まった時期にお祝い金や満期保険金を受け取ります。
低解約返戻金型終身保険の場合は例えば子供が進学時に使おうと契約していても、予想外に貯金が多くあり解約必要がないこともあります。
そんな嬉しい誤算の時はそのまま解約せずにいることで、解約返戻金はどんどん増えていきます。
増えたお金は住宅ローンの返済や老後の資金に使うことができます。
子供の人生は親の思い通りにはならないので、良くも悪くも様々な事態にも柔軟に対応していきたいですよね。
ちなみに解約せずに保険を継続しておくとどんどん返戻率があがるので、出来るだけ長く寝かせておく方がお得です!
このように 低解約返戻金型終身保険は学資保険よりも上記3つのメリットがあると考え、学資保険には入っていません。
加入したのはこちら。低解約返戻金型終身保険(学資保険の代わりとして)
■オリックス
月額15000円
■メットライフ外貨建て月額日本円で15000円前後
※全て非喫煙者優良体の区分
違う保険会社にすることで倒産のリスク分散を、ドル建てもいれることで円安に傾くリスクの分散をしています。
医療保険よりも「収入保障保険」に入った理由
続いて我が家は医療保険には入らず、「収入保障保険」に入っています。
その理由としては以下です。
■傷病手当や高額医療費制度などの公的補助だけでも、長めの入院などにも対応できると計算した
■ただ、子供が小さいうちに夫婦どちらかが亡くなったときには公的補助だけでは足りない
医療保険はあまり深く考えずに加入しているかたも多いですが、公的補助も計算して保険料分だけの価値、必要があるか検討しなおしてもいいかもしれません。
妊娠中は「全国共済」の医療保険にお世話になりました▼
そのため、我が家は医療保険を削り、その分夫婦それぞれが亡くなったときにために以下の「収入保障保険」をかけました。
〈夫が亡くなったとき〉
メディケア保険料月額3958円
死亡した場合は妻に18万/月、60歳までの支払い
家のローンは団体信用保険(団信)でなくなりますが、双子ちゃんを育てながら私がフルで働くのは難しいため、なにかあっても生活には困らないように計算した結果、18万/月の補償額にしました。
〈妻が亡くなったとき〉
チューリッヒ保険料月額2880円
死亡した場合は夫に15万/月、60歳まで支払い
私に何かあった時、家のローン月13万は払い続けなければなりません。
さらに育児のために夫の残業も少なくせざるを得ない状況になり、収入も減る可能性があるため15万/月にしました。
【産後の保険】まとめ
■「銀行に積み立てる」「学資保険」「低解約返戻金型終身保険」どれがいいかはメリット・デメリットを理解して家庭にあったものを選ぶ
■「医療保険」は公的補助があることを確認して万が一のことを考えておく
■お子さんが小さいうちは死亡保険を手厚くしておく
保険は「こうするべき」というものではなく、それぞれのご家庭の事情に合わせて柔軟に変えていくとお得に必要な保障が得られます^^