こんにちは!2歳*男女の双子を育児中のまりーです^^
妊娠・出産前は調剤薬局で薬剤師勤務をしていた私ですが、産休・育休をいただき、双子ちゃんが2歳になったときに退職し専業主婦になりました。
現在失業保険を頂いてはいますが、いくつか思うこと(双子育児に限界を感じ始めた、ブランクの長さの不安、貯金があまりできない現状への不安)があり、
そろそろパートの仕事をしようかなと思うようになりました。
■パート薬剤師のメリット
■職場選びの条件
■時給の相場や、税金を考えた時のお得な働き方
■パート薬剤師向きの転職サイト
ここらへんをまとめてみました。
同じようにパート薬剤師を目指すかたの参考になれば嬉しいです^^
- 育児中のママにはパート薬剤師がおすすめ!パートのメリットってなに?
- 【パート薬剤師の時給】職場別の相場は?
- 扶養にはいる?税金面でお得な働き方って?
- パート薬剤師になるときに聞いておきたい!職場選びの条件とは?
- パート薬剤師向きの転職サイト、おすすめ2つ!
育児中のママにはパート薬剤師がおすすめ!パートのメリットってなに?
育児中でも働き方は正社員でフルタイム、時短、パート、派遣とありますが、私はパートを希望しています。
その理由としては「双子ちゃんの幼稚園生活を第一優先にしたい」という気持ちからです。
双子ちゃんは現在プレ幼稚園に通っていますが、その幼稚園がとても楽しそうなので他の幼稚園や保育園は考えていません。
なのでお迎えの時間は変えられませんし、何かあったときのことを考えると幼稚園からできるだけ近い場所がいいな…となるとパートが一番希望を叶えやすいなと思ったのです。
パートのメリットは「ライフバランス」に合わせて働くことができることです。以下で詳しくみていきます。
メリット1、勤務時間、日数に融通がきく
パートは正社員や派遣と異なり、「週3日だけ」「午前中のみ」などシフトの融通がききます。
私は来年度から「週4日、7~8時間」の勤務を希望しています。
双子ちゃんが小学生になったら勤務時間をもっと少なくして帰宅時間には家にいるようにしたいと考えています。予定は未定ですが^^;
メリット2、勤務場所が一定
正社員とパートの大きな違いは「異動・転勤の有無」です。パートなら基本的に転勤はないので、希望の店舗で長く働くことができます。
派遣も契約が切れるたびに職場を変えていくことになりますので、自宅近くで長く働くことができるのはパートだけなのです。
私は自宅と幼稚園の近場で探す予定です。
【パート薬剤師の時給】職場別の相場は?
パート薬剤師といっても地域や職場によって大きく差はでますので、それぞれの相場をご紹介します。
地域別時給比較
まずは地域別のざっくり平均です。
都市部:1800円~2300円
地方:2000円~2500円
私は横浜在住ですが、大体2000円くらいの求人が多いです。
地方のほうが時給が高いのは、人が足りないためです。ちなみに派遣は時給が3千円超えも珍しくありません。
職場別時給比較
次に職場別の時給です。
調剤薬局:1800円~2300円
ドラッグストア1800円~2600円
病院:1800円~2200円
時給の高い順だとドラッグストア〉調剤薬局〉病院、になります。
ドラッグストアは調剤があるところ、ないところあるので確認は必須ですね。
接客やOTC医薬品、化粧品販売など幅広い業務が好きなかたはドラッグストア向きで、
薬剤師業務に集中したい方は調剤薬局がおすすめです。
扶養にはいる?税金面でお得な働き方って?
時給は高ければ高いほど魅力的ではありますが、時給と勤務時間によっては扶養にはいるのか?自分で納めるのか?
税金面でお得な働き方を考えておく必要があります。
扶養にはいるメリット
「扶養」にはいれば、税金や社会保険料の免除が受けることができます。
年収が一定以下で夫の扶養に入る場合は、「夫の扶養家族」という扱いになり、妻は所得税や社会保険料を納める必要がなく、夫の税金も減額されます。
一方年収が一定額以上になると、扶養から外れて年収に応じた住民税・所得税・社会保険料を納めなくてはなりません。
社会保険がほんとに高いんですよね^^;
その区切りとなるのはいわゆる「壁」と呼ばれている「103万円の壁」「130万円の壁」なのです。
パート薬剤師のお得な働き方2つ
パート薬剤師は給与が高めなので、ほかの職種よりも壁を越えやすいかと思います。
個人的には扶養に入れるように103万以下におさえるか、160万以上を目指すのがお得かと思います。
1、103万以下で扶養にはいる
扶養内で働くためには年収が103万円を超えないように調整する必要があります。
時給2,000円×5時間×2日=80000円/月
【年収:約96万円】
例えばこんな感じですね。
週2日、5時間なら育児との両立もできて、いい気分転換になりそうです。
2.160万以上を目指す
一般的には、年収が130万円~160万の間だと、130万円以下だった時と比べて一時的に手取りが下がってしまいます。
そのため年収が130万円を超えてしまうなら160万以上稼いだほうがお得だといわれています。
時給2,000円×5時間×3日=120000円/月
【年収:約144万円】
時給2,000円×5時間×4日=160000円/月
【年収:約192万円】
上記のように、1日5時間で3日働くより、4日間にしたほうがお得だということになります。
ちなみに私はこちらを目指そうと思っています。
※扶養や配偶者控除などは、職場環境や夫の年収によって変わってきますので、確認をお願いします。
パート薬剤師になるときに聞いておきたい!職場選びの条件とは?
勤務場所、時間、時給は絶対必要な条件ですが、他にも事前に考えておきたい条件をあげてみます。
薬剤師の人数
極端な例だと一人薬剤師になる場合もありますし、シフトに余裕がないと子供の風邪で突発の休みがとりづらかったりします。
人数だけでなく、正社員とパートの割合はどれくらいか、チェーン店で他店舗からの応援はあるのか、なども確認しておいたほうがいいと思います。
ママ薬剤師に理解があるか
例えば若いかたが多い職場だと、育児への理解が得られにくいこともあるかもしれません。
求人に「ママ薬剤師歓迎」と記載があれば安心ではありますが、ママ薬剤師はいるのか、急に休まなければならなくなったときに対応してくれそうかの確認はしておきたいと思います。
処方箋の枚数と科目で忙しさ推察
私は大学病院前と医療モールの中で勤務してきたので、様々な科目の処方箋をみてきましたが、同じ枚数でも疲れ具合、忙しさ具合は科目によって全く異なることを体感しました。
仕事が終わったら家事、育児が待っているので、できれば体力は温存しておきたいところですよね。
そんなママ薬剤師におすすめの科目は眼科、皮膚科、整形外科、婦人科です。
一包化や粉砕などがないのでそこまで負担はないかと思います。
あとは枚数に対しての人数もチェックが必要です。薬剤師1人に対して30枚~40枚が目安ですね。
福利厚生
福利厚生で確認しておきたいのは、健康保険にはいれる条件についてです。
会社によって加入できる勤務日数や時間は異なり、それが税金面で大きく手取りが変わる可能性があるため、加入したい場合は事前にきちんと伝えておく必要があります。
また、産休、育休、有給の制度や条件も確認しておきたいです。取得率も聞けるとより安心ですね。
パート薬剤師向きの転職サイト、おすすめ2つ!
育児中は忙しいので、サイトを見る時間も惜しいですよね。
そんなときは早めに転職サイトに登録するだけで、希望の仕事を探してくれます。
私はすでに正社員から正社員への転職時にも使っていますが、その時は給与面など言いにくい条件もしっかり交渉してくれてとても心強かったですよ^^
現在も2つの転職サイトを使っているので、パート薬剤師向きのサイトとしてご紹介します。
正社員、派遣、パート、どれに就職したいかによって、おすすめの転職サイトは異なります。
1、薬キャリ
薬キャリの大きな特徴は、エージェントがチームを組んで職場探しのサポートをしてくれることにあります。チームには「ママ薬剤師チーム」もあり、ママ薬剤師専門のエージェントがママ薬剤師に優しい職場探しを手伝ってくれます。
しかも回答がびっくりするくらい早いんですよ!
薬キャリでは「未経験・ブランク明け」「ママ薬剤師におすすめ」「土日休み」など家庭も重視したいママ薬剤師にうれしい求人検索が可能です。
本当にママ薬剤師が働きやすい職場なのかどうか、有給はどの程度取得できているのか、ママ薬剤師専任のエージェントが代わりに調べてくれます。
薬キャリでパートを探してみる▼
2、マイナビ薬剤師
「とにかく丁寧で、しっかりと相談ができる転職サイトがいい!」方におすすめの転職サイトはマイナビ薬剤師です。
薬剤師一人ひとりと面談してくれる
マイナビ薬剤師は日本全国に15の拠点があり、地方在住でも基本的に薬剤師一人ひとりと面談をしてくれます。相談があればすぐにサポートしてくれます。
面倒な書類提出や日程調整、さらにシフトや給与額の交渉もエージェントが行なってくれます。こうした手厚いサポートがマイナビ薬剤師の強みです。
職場環境と人間関係を把握してる
職場復帰はしたものの「転職先があまりにも忙しすぎる」「ママ薬剤師が休みを取りづらい雰囲気がある」といった問題も発生する事があります。
マイナビ薬剤師では、すべてのドラッグストアや調剤薬局、病院などの求人情報をチェックし、その企業を訪問しています。職場のヒアリングやインタビューを通じて「その職場が安心して働けるか」を確認しています。
子育てをしながら働く女性薬剤師に、職場の雰囲気や働きやすさもインタビューしているので、ママ薬剤師が安心して働ける職場先を選べます。
来年までにいい職場が見つかるよう、頑張ろうと思います^^